大腸内に便が停滞し、排泄されにくくなった状態を言います。一般に、便が硬い、排便に困難を感じる、排便の量が少ない、排便時に苦痛を感じる、などの症状が現れます。
目安としては、4日間ぐらい排便がない場合を便秘と考えますが、3日に1回のお通じであっても、本人が苦痛を感じていなければ、便秘とは言えません。
・便意を我慢する:便意をがまんしてばかりいると、排便したいという信号が鈍くなります。
・腸の動きが弱い:ストレスや運動不足、老化などによって、腸の動きが弱くなります。
・腸の動きが強すぎる:ストレスなどにより腸がけいれんしたように締まってしまい、便の通過障害が起こります。
便秘は、食生活、運動、ストレスを避けるなどの生活習慣の改善で、ある程度解消することができます。
◎食事を見直す:ごぼう、いも類、にんじん、白菜、バナナなど、繊維質の多い食事を多くとるようにしましょう。朝、冷たい水や牛乳を飲むのも、腸を刺激して排便を促す効果があります。
◎生活習慣を見直す:規則正しい生活を心がけ、決まった時間に排便する習慣をつけましょう。また便意があったら我慢せず、すぐに排便するようにします。
◎運動する:歩くだけでも腸の動きが活発になります。無理な運動ではなく、軽い運動や体操を毎日続けることが大切です。
便秘薬として下剤や浣腸などの薬もありますが、これは最終的な手段と考えてください。
また、便秘の背後には、大腸の腫瘍などの重大な病気が隠れていることもありますので、数週間にわたって便秘が続く場合は、必ず医師に相談するようにしましょう。
おおさか循環器内科・生活習慣病クリニック
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