肺炎とは、一般的に細菌やウイルスなどさまざまな病原体に感染し、肺に炎症が起こった状態をいいます。
一般的に、病気にかかって体力が落ちていたり、高齢のために体力や免疫力が弱っていると肺炎を起こしやすくなります。また、かぜをこじらせると肺炎になるといわれますが、これは、かぜやインフルエンザで起こったのどや気管支の炎症により体力が弱り、のどを素通りした病原体が肺にまで到達し、炎症を起こしてしまうからです。ただし、かぜにかかっても病原菌に負けない免疫力を持っていれば肺炎になることはありません。
その他に、肺の炎症はアレルギーや化学物質などでも起こります。
肺炎は、感染した場所(環境)や感染があるかどうかなどで分類されます。
私たちがふつう「肺炎」と呼んでいるのは、病原体によって感染する「感染性肺炎」です。感染性肺炎のうち最も多いのは細菌性肺炎で、次いでマイコプラズマなどによって起きる非定型肺炎です。
のどの痛みや鼻水、鼻づまり、せきといった症状はかぜによるものですが、進むと、高熱、呼吸困難、全身倦怠感、悪寒、胸痛など、肺炎の症状が現れるようになります。
かぜだと思って放置すると重症となる場合がありますので、以下の症状が見られたらなるべく早くかかりつけの医師の診察を受けるようにしましょう。
特に、高齢者の場合は、肺炎にかかっても咳や痰といった典型的な症状が乏しいこともあるので注意が必要です。
・かぜが長引いている
・咳や痰がふえた
・悪寒をもとなう高熱がある
・胸が痛く、息苦しい
・食欲不振や倦怠感が強い
また、誤嚥性肺炎など高齢者の肺炎の場合はあまり症状が出にくく、「元気がない」、「食欲がない」といった症状のみであり、発見が遅れてします場合があるので注意が必要です。
「かぜは万病のもと」といいますが、肺炎は、かぜ→気管支炎→肺炎という経過をたどることが多いので、かぜにかからない元気な身体を作るのが一番です。
おおさか循環器内科・生活習慣病クリニック
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