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腰痛
腰痛に我慢は禁物です

現代社会は、近い距離でも車で移動して歩かなくなり、また、パソコンの普及により、悪い姿勢や身体に合わない椅子に長時間座って作業をすることで、腰に無理な負担がかかることが多くなりました。運動不足とともに腰の筋力も低下し、腰痛を訴える人の数は増えています。

腰は、日常生活で最も負担がかかり、からだの土台とも言うべき大事な役割を担っています。腰の痛みは生活の質( QOL = Quality of Life )に影響します。がまんしているうちに悪化したり、実は内臓疾患や心の病気が原因になっていることもあります。早めに医療施設に行き、原因を確かめて早期に治療をしましょう。

腰痛の原因はこんなにある!特に高齢者は注意

腰痛の発症は、スポーツや無理な姿勢だけではなく、内臓疾患によることもあります。精神・心理的なことが原因になっていることもあります。

腰の骨や椎間板の異常の多くは、レントゲン検査やMRI検査でわかります。それ以外の腰痛は、内臓疾患や心の病気のサインだったりすることもありますので、よく医師に相談しましょう。

多いぎっくり腰と椎間板ヘルニア

ぎっくり腰は、いわゆる腰のねんざです。物を持ち上げたり、からだをひねったときなど、日常のなにげない動作がきっかけで起こります。
特に中高年は、加齢により腰や背中の筋肉、靭帯が弱くなっていますので気をつけましょう。

椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板が、身体の後方または後側方に突出し、神経を圧迫する病気です。年齢を問わず、スポーツや無理な動作がきっかけで起こります。

治療法は色々

治療法は、腰痛の原因により違います。

内臓疾患による腰痛は、原因となっている内臓疾患の治療が最優先されます。
また、椎間板ヘルニアは、手術して治療する方法と手術しないで治療する方法があります。医師によく説明を受けて、相談をしながら治療しましょう。

日常生活では

前かがみの姿勢は腰に負担をかけます。背筋をまっすぐ伸ばし正しい姿勢を保ちます。同じ姿勢を長時間続けるのも腰痛のもとになります。車を運転する場合は時々休み、長時間座った作業をするときは時々立ち上がり、姿勢に変化をつけましょう。


○重い物を持つ時
しゃがんで、荷物をからだの近くに引き寄せて持つようにします。運ぶときは、カートなどを利用しましょう。


○腰のまわりの筋肉強化
背筋、腹筋、殿筋(お尻の筋肉)をバランスよく鍛えて筋肉を強化すると姿勢がよくなり、また、筋肉がコルセットの役割をして腰の骨にかかる負担も減り、腰痛予防になります。


○体重
体重が重くなると腰への負担も大きくなります。食事に気をつけ、適度な運動で、適正体重を維持しましょう。


○腰痛体操
症状に応じて正しい体操を行うことが大切です。始める前に、体操の種類や程度について、医師や理学療法士に相談しましょう。


○水中ウオーキング
陸上より腰に体重がかからないので勧められます。水中ではすでに水の負荷がかかっていますので、ゆっくりと無理のないように歩きましょう。

アフターケア

腰痛は、治療に時間がかかることがあります。あせらず、気長に治すことが大切です。また、治っても再発防止のためには、日常生活での姿勢や動作に気をつけるなどアフターケアも大事です。

加齢とともにどうしても骨や筋肉が弱くなるので、ふだんから正しい姿勢や動作を心がけましょう。

腰痛の予防

腰痛の予防には、日頃から腰に負担をかけないような生活を心がけ、腰痛体操を行って腹筋や背筋を鍛えることが効果的です。
また、急性腰痛で痛みがひどい場合や、慢性腰痛の場合には、早めに整形外科を受診するようにしましょう。

腰痛には急性と慢性のものがあります。

◆急性腰痛
ちょっとした動作で腰の筋肉や靱帯の一部が壊れて、腰痛が起こることがあります。このような急性の腰痛を、一般的に「ぎっくり腰」と呼んでいます。急性腰痛は安静を心がけ、痛みが治まるまでは冷湿布などで患部を冷やします。痛みが和らぎ急性期が過ぎたら、入浴などによって患部を温め血行をよくするようにします。なかなか痛みが治まらない場合には、整形外科を受診しましょう。

◆慢性腰痛
急性腰痛が慢性化したり、「椎間板ヘルニア」などの病気が原因で腰痛を繰り返すような場合を、慢性腰痛といいます。慢性腰痛の場合は、まず整形外科へ行って原因を調べる必要があります。また、「椎間板ヘルニア」の場合には、腰痛と片方の脚にしびれや痛みが起こることが特徴です。

腰に負担がかからないようにする日常の注意点

腰痛の予防には「いつも姿勢を良くしている」ことが大切です。そして、デスクワークや車の運転など、長時間同じ姿勢を続ける場合は、たびたび姿勢を変えるようにしましょう。また、腰に負担がかからないよう、日頃から次のような点に注意しましょう。


・寝る時
膝の下に枕を入れるなどして、膝を高くして寝る。敷布団やマットは腰が沈んで腰に負担がかからないように、硬めのものを選ぶ。


・起き上がるとき
横向きになり、腕で上体を支えて起き上がる。


・座る時
イスは背もたれと肘掛けのついたものを選び、深めに腰をかける。


・重い物を持ち上げる時
しゃがみこんでから、体を物に近づけて脚の力で立ち上がる。
腹筋や背筋を鍛える「腰痛体操」をしましょう。

腰痛の予防には腹筋や背筋を鍛える「腰痛体操」が効果的です。腰に痛みのないときや、痛みが和らいだときに行いましょう。毎日それぞれ10回ずつくらい繰り返すと効果的です。


・膝抱え体操
あおむけに寝て両脚を抱える。膝を胸につけるように力を入れて引き寄せ、5秒間停止する。


・起き上がり体操
あおむけに寝て、膝を立てる。首が前に動くのを防ぐために手は耳の後ろに添える。上半身をゆっくり起こし、途中で止め5秒間停止する。


・おじぎ体操
姿勢よく脚を肩幅ぐらいに広げて立つ。背筋を伸ばすように意識して、上半身を前に倒す。背筋を使って上半身をゆっくり起こす。

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おおさか循環器内科生活習慣病クリニック


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